洗濯用洗剤って同じブランド名でいくつも種類があるけど結構中身が違うのね~生活メモ~

何気なく使っていた洗濯用洗剤について、意外と自分が無知だったのに気付いたので簡単に覚書き。

特に深い理由はないけど、実家でよく使っていてなじみがあったという理由で、いつも花王のアタック 高浸透バイオジェルを使っています。
この間、赤ちゃん用のガーゼを洗濯しようとした時に「蛍光増白剤不使用の洗剤で洗ってください」と書いてあって、何だそれ?となったのが、今回調べることになったことの発端。

いつも使っているアタック 高浸透バイオジェルには蛍光増白剤が使用されていたので、使われてないのはどれだろうか?と思って調べたら、同じブランドのアタックでもウルトラアタックNeoアタックNeo 抗菌EX Wパワーには、蛍光増白剤が使われていないとのこと。しかも、成分表を良く見ると、それぞれ、弱アルカリ性、中性、弱酸性と違っていたり、酵素や漂白成分が入っていたりいなかったりと、結構、中身が違いました。
今まで、それぞれの違いは洗浄力の違いと抗菌かどうかくらいだと思っていたのですが、ここまで違うとは全く思っていなかったので、ちょっと意外でした。

ちなみに、せっかくなので色々調べてみましたのでメモしておきます。

蛍光増白剤

蛍光増白剤というのは、ごく簡単に言うと青白い光を反射する染料の一種で、黄ばみなどの上にくっついて白く見せるためのものだそうです。黄色に光を反射できる青色を混ぜると、色味の関係で白く見えるそうです。つまり、黄ばみそのものを白くするのではなく、色の混ぜ合わせで白く見せかけるというものなんですね。
逆に言うと、生成りやパステルカラーの衣料に使ってしまうと、色あせたように感じてしまうということがあるようです。

参考:蛍光剤について

液性(アルカリ性~酸性)について

基本的には、弱アルカリ性が衣類の汚れに強くて、中性が衣類へのダメージが少ないという考え方で良いようです。ちなみに、基本的に弱酸性の衣類用洗剤はなくて、アタックNeo 抗菌EX Wパワーは品質維持のために弱酸性にしているけれど、使用時には水で薄まって中性になるそうです。

参考:
「アタック Neo(ネオ)抗菌EX Wパワー」はなぜ弱酸性なの?
弱酸性の洗濯洗剤って何がありますか?

弱アルカリ性が衣類の汚れに強い理由は、衣類の汚れの典型である皮脂汚れや油汚れが酸性だからだそうです。汚れの性質と逆の性質を持った洗剤の方が汚れを落としやすいからということのようです。

参考:
中性の洗剤と弱アルカリの洗剤と弱酸性の洗剤は基本的な違いはなんですか?
洗濯洗剤の選び方
洗剤を知る~中性と弱アルカリ性~

おまけ~ウルトラアタックNeoとアタックNeo 抗菌EX Wパワーの違い

ちなみに、ウルトラアタックNeoアタックNeo 抗菌EX Wパワーについては下記リンクを参考にどうぞ。汚れはNeoの方がとれるけど、抗菌EX Wパワーの方は匂い対策には良いみたいですね!

参考:
アタックネオウルトラEXとアタックネオバイオEXとアタックネオ抗菌EXの違いを教えてください!
「ニオイ菌」を退治するという、新しい洗濯洗剤の実力は
洗たく用洗剤の種類と選び方は?(花王webサイト)