引き寄せの法則を超シンプルに解説してみたよ~これだけは外さない引き寄せの本質

前回の近況報告③で、自分自身で引き寄せの法則の実験中だということを書きました。

これから実践記を書いていきますが、その前に、引き寄せの法則とは何か、超シンプルに書いておこうと思います。

引き寄せの法則については、もうすでに多くの方が本やブログで情報発信しているので、詳しいことは彼らにお任せするとして、私が色々と見聞きしたことから本質的な部分だけ抽出して、これだけは外せない!という部分に絞って、超シンプルに分かりやすく解説してみたいと思います。

解説の前に:引き寄せの法則は「法則」

引き寄せの法則の本やブログを読んでみると、かなりの割合で「テクニック」について書かれているものに出会うと思います。
そして、その「テクニック」のことを「引き寄せの法則」と言っていることが多々あります。

「引き寄せの法則であなたの願いを引き寄せる!」みたいな感じですね。

でも、本当は引き寄せの法則はあくまでも「法則」、つまりこの宇宙に存在する人たちに適用される「ルール」のことを言います。

なので、「引き寄せの法則を応用して(活用して)、あなたの願いをスムーズに引き寄せる!」というのが本来の表現になると思います。

言葉だけの問題でしょ?と思う方もいるかもしれませんが、「法則」をきちんと理解していれば、別に誰かが推奨するやり方をしなくても、自分なりのやり方で意識的に現実を引き寄せることができるという点でとても大事なことだと思っています。

例えば、アファメーションするにしても、単に言われたから書いてあるからやるんじゃなくて、「なぜそれが良いか理解してやる」ことができれば、

必死になって辛いのを我慢して苦しみながらやって結果苦しい現実を引き寄せる

なんてことにならなくて済むのです。

やっぱり、本質は大事ですね。
何でも納得して、自分にあったやり方でやりましょう。

自分の波動に“似たもの”を引き寄せる

さて、解説に入っていきたいと思います。

引き寄せの法則は「似たものを引き寄せる」という法則です。

何に似たものを引き寄せるかというと、「自分の波動に似たもの」を引き寄せます。

たったこれだけです。シンプルでしょ?

波動を上げることが幸せの秘訣

「自分の波動に似たものを引き寄せる」ということはつまり、自分の波動が幸せな波動になれば幸せな現実が引き寄せられるということです。

他にも、お金持ちの波動になればお金持ちという現実が引き寄せられるとか、健康な波動になれば健康になるとか、魅力的な波動になれば魅力的になるとか、つまりはそういうことになります。

ここで大事なのは、“自分の波動に似たものを引き寄せる”ということなので、何か願いを引き寄せたいなら、先に自分がその願いを実現している時と同じ波動になれば引き寄せられるということです。

ここがちょっと理解が難しいことかもしれませんが、引き寄せの法則を説明するとそういう事になります。

波動は魂、無意識、思考が発している

ここからはちょっとスピリチュアルなお話も入ってきますが、ご了承ください。

波動はどうやって発しているかというと、その人の魂、無意識、思考が発しています。

  • 魂とは本来の自分のことです。
  • 無意識は潜在意識のことで、普段自分達が意識しないレベルで思っている信念のことです。深いレベルでの価値観(自分で培ってきたもの)とか思い込み(人や社会から植え付けられたもの)とかのことです。
  • 思考は、普段私たちが考えていることです。

このそれぞれがそれぞれの波動を発しています。

魂=本来の自分と一致することで最高の波動を発する

引き寄せの法則について書かれた本によれば、魂の波動が最高だと言っています。

私なりの解釈になりますが、魂、無意識、思考は三層構造になっていると考えてみてください。

三つの円が同心円状に重なっていて、真ん中が魂、その外が無意識、その外が思考という感じです。(三重まるになってるイメージ)

私たちの思考が一番外側、つまり表面にあります。
なので、普段私たちが思考しているその思考が自分の考えであり姿であると認識しています。

でも、実は表面で考えていることも実は無意識の中では違うことを考えている場合もあります。

そして、さらにその内側の魂はもっと違うことを考えている場合があります。

この本来の自分である「魂が考えていること=魂が出している波動」が最高であると言われているのです。

魂の波動と無意識や思考の波動が一致した時、最高の波動を発して、自分にとって最高の現実が引き寄せられると言われています。

魂の波動と一致しているか判断するカギは感情

よく、引き寄せの法則のお話で「良い気分でいなさい」ということがありますが、なぜ良い気分が良いかというと、魂の波動と一致している時は自分の感情がポジティブな状態になるからです。(逆にネガティブになっている時は魂の波動と一致していない時です。)

なので、その時その時で「良い気分」になれる選択をすることが最もシンプルな引き寄せの法則の活用術なのです。

迷った時に良い気分になれる選択肢を選ぶ、悪いことが起きても良い気分になれる解釈をする、人と接する時に良い気分になれる接し方をする…などなど

自分の感情がポジティブな状態を常に保つことが、引き寄せの法則を最大限に活用する簡単な方法なのです。

(ポジティブな状態とは、ワクワクするとか気持ちがいいとかリラックスするとかそういう状態です。その人によって感じ方が違うのでこれというのは難しいですが、感動したり嬉しいことがあった時に胸のあたりが温かくなる時ありますよね?その感じです。)

良い気分になる前に自分を認めることが超重要

本当の意味で「良い気分」になるような選択をするには、自分を認めることが超重要と言われています。

そして、自分を認めるためには、人との違い(多様性)を認めて、人を認めることが超重要だとも言っています。

この辺りは法則の内容というよりも引き寄せの活用法になってくるので、また改めて記事にしますね。

魂、無意識、思考の波動は一致しない理由

法則の内容ではないですが、補足的に書いておきますね

私たちは人生を歩んでいく中で色々な体験をします。嬉しいことや悲しいこと、楽しいことや辛いこと、色んな事を体験することによって、「こうあるべき」「こうした方が良い」「これが善い」「これが悪い」というような観念を持ちます。自分の思考でそのように思うわけです。

それが積み重なっていくにつれ、確固たるものになると固定観念になっていきます。こうして自分の考えが無意識の中に入っていきます。

そのようにして、何度も思考したものが無意識の考えとなります。

それはポジティブなこともネガティブなことも同じようにです。

一度、固定観念として無意識の中に入り込むと、その固定観念が書き換えられるまでその無意識の考えは続きます。つまり、その波動を発し続けます。

例えば過去に、ある事柄に対してネガティブな考えが無意識の中に入り込んでいたとします。
今同じようなことが起きた時、表向きの思考はポジティブなものとしてとらえていたとしても、無意識の考えが書き換わっていなければ、思考はポジティブ、無意識はネガティブな波動が出ているという状態になります。

このように思考と無意識の波動が違うことは多々あります。

同様に、魂と無意識、思考の波動が一致しないケースが起こります。

ある状況に対して、思考はAという考えを、無意識はBという考えを、魂はCという考えをするというイメージですね。

「魂が本来の自分なら、なぜ最初からCという考えにならないのか?」

という風に思いますよね。私もそう思っていました(笑)

本当はそうなるはずなのですが、私たちは表面の思考が自分だと思うようにできているので、生まれてからこれまで人生を歩んできた中で、親や教師や友人知人や上司や社会の考え方に触れることによって、色んな思考にさらされてぐちゃぐちゃになっちゃうんですよね。

その中から自分が強く思ったことが無意識に入り込んで、結果、もっと分かりにくくなっちゃう。

それが今の私たちの状態なんです。

そうした理由で、魂と無意識と思考の波動が一致しないのです。

(そうした状態から、本来の自分の姿を取り戻すための方法が、先ほどの感情にフォーカスする方法であり、数秘術であり、真のスピリチュアルが目指すところなのです。)

引き寄せの法則は現実化の法則と言い換えても良いと思う

最後に、あくまで個人的な意見ですが、引き寄せの法則ってネーミングがなんとも誤解を生みやすいなと思っています。(みんな思っているかもしれませんが(笑))

引き寄せの法則ってつまりは現実化の法則なんです。

物事が現実化して目の前に現れる時に作用している法則が引き寄せの法則なので。

まぁ、似たものを引き寄せるということではあるので、引き寄せの法則というネーミングは間違っていないのですが、いかんせん、この法則を活用すれば行動は必要ないという誤解が生じちゃうんですよね。。

行動はめっちゃ重要なんですけどね!

まとめ

ということで、ちょっと補足で長くなっちゃいましたが、引き寄せの法則を私なりにシンプルに解説してみました。
細かく書けば他にもありますが、これだけ押さえておけばいいと思います。

  • 自分の波動に似たものを引き寄せる
  • 波動を上げることが幸せの秘訣
  • 波動は魂、無意識、思考が発している
  • 魂=本来の自分と一致することで最高の波動を発する
  • 魂の波動と一致しているか判断するカギは感情

ということで、また次回お会いしましょう!